抗酸化力を示すORAC値は
市販品工場野菜の約5〜10倍以上
ORAC値とは
老化を進める活性酸素の除去に効果的な第七の栄養素「抗酸化物質」(ビタミンC・E、ポリフェノール等の抗酸化成分。カロチノイドを除く)の能力を分析、数値化したもの。
“年齢を越えて、内側・外側から輝く”女性を応援するコンテスト
「ミセス・インターナショナル」2019年ファイナリスト
モデル、美脚&美肌アドバイザーとして活躍中
高田 千枝さん (50代)
「高抗酸化値レタス」が支える 日々の美容、健康
この歳になって、カラダを内側からきれいにする大切さに改めて気づかされるようになりました。昨年病気を患ったのを機に、“自分が食べたもので身体が作られる”ことをすごく意識するようになって。今は“同じ食べるなら、より中身のあるものを”と、気持ちがはっきりしてきました。
ただ、日々取り入れやすい食材でないと続かないですよね。レタスはほぼ毎日食べるものだから無理なく続けられるのがいいですね。
実は植物工場のレタスってどれも一緒だと思ってましたが、はっきり違いがありますね。恵葉&菜のレタスは苦味がない分、香りと風味が立っています。サクサクと食べられて美味しい、洗わないので楽、日持ちする、いいこと尽くし!
身体の中から綺麗に、いつまでも健康に。年齢を超えた活動には、“高抗酸化値”は重要なキーワードだと思います。
株式会社YASAI*にて主にレタスや小松菜の生産・販売を担当。管理栄養士
中村 真実さん (30代)
*弊社の設備・栽培技術を導入いただいているパートナー企業様
管理栄養士、妊婦の 眼差しで育むレタス
工場野菜と聞くと、機械がラインで部品を作るように育てられているイメージがありましたが、れっきとした生き物、農家さんと同じだ!と。衛生的に管理され、生育の段階ごとにきちんと手間暇かけて育てられている、そして高品質。
自分自身で栽培を始めると、野菜が可愛いし、味も品質も間違いない。みんなに価値を知ってもらいたい、そう強く思うようになりました。
生産者目線に交わる管理栄養士目線。病院、高校、メーカー、行政と、これまで様々な現場で栄養指導、保健指導、献立管理、授業、コンビニ惣菜の商品開発に携わってきて、今ここで思うのは人は食べることで健康になる、そのことを植物工場事業を通じて伝えていきたい。日常が忙しいと、人は食べることにおろそかになりがちです。過剰摂取と不足で食事のバランスが崩れ、ひいては医療費の圧迫につながっていく。一方サプリに頼っていると、腸の働きが低下して、栄養が吸収されにくい身体になっていきます。腸の働きを上げ、効率よく消化吸収させるには、栄養は食物から自然なかたちで摂り入れるのが一番。
主婦目線を活かした商品開発
女性中心にアンケートを実施 : 野菜を味わう上で重視すること、野菜に含まれる栄養素の中で気にしているもの、不足を自覚していて意識して摂取しているものがあるか、そのために日頃サプリメントを摂取しているか、サプリメントを摂取しているのであれば、その効能において期待しているものが何か(体のサビ取り、美肌、アンチエイジング、生活習慣病など)
家族の健康を預かる主婦や食を意識している女性のニーズを捉えることで、味、栄養価、品質の方向性を見定めてきました。
試食アンケート調査
「えぐみがなく、甘さが感じられる」
「野菜の味が濃い」
「めずらしく子どもがよく食べた」
「初めて完食してくれた」
「ドレッシングなしで食べられたのは初めて」
「サプリに頼らない自然さがいい」
京都府立大学と研究契約
2016年3月~2021年3月の5年間、京都府立大学と受託研究契約、技術指導・品質評価に関する契約を行い、京都府立大学産学公連携研究拠点グリーンイノベーション施設、植物系研究棟において、高抗酸化値野菜の量産化栽培技術の確立、栽培プラントの開発設計・製造を進めてまいりました。2022年9月より、新たに京都府立大学と共同研究契約を締結し、研究分野での産学連携強化を行っています。
野菜・果物・作物の健康機能性
野菜の抗酸化値を高める必要性について
野菜・果物には抗酸化成分が含まれており、それらの抗酸化成分は体内で発生する活性酸素(または、活性酸素種 ROS reactive oxygen species)を消去することにより、様々な疾病の予防に役立つと考えられています。
そのため、健康を維持するためには、野菜、果物を毎日約350g(five servings)を摂取することが国際的にも推奨されています。
高濃度はなぜ問題なのか?
従来の水耕栽培によるリーフレタスの硝酸塩:約6000~9000(ppm)以上
・亜硝酸塩は、食品中のアミンと結合する(胃など酸性条件下)と、発ガン性物質であるニトロソ化合物に変化する可能性があると一部で指摘されています。
・亜硝酸塩は、ヘモグロビンと結合して、呼吸阻害症の一つであるメトヘモグロビン血症の原因の可能性があると一部で指摘されています。
EUでは、硝酸塩の最大含有量基準を定めています(1997)
高濃度の硝酸塩は、野菜の「えぐみ」の主要な原因にもなります
3,000ppm(冬作)・2,500ppm(夏作)
2,500ppm(施設栽培)・2,000ppm(露地栽培)